部署紹介
細矢投資開発部は2024年4月に新設されたばかりの部署です。不動産を購入し、不動産の価値を最大化した上で、3年以内を目安に売却します。その売却益により収益化を図ることが投資開発部のミッションです。不動産がないと売却できませんので、設立当初は不動産の仕入れ(買い取り)を最優先で行ってきました。
小林売却用不動産の仕入れを担当しています。細矢が先述した通り、最終的には不動産を売却して、売却益を得ることが目的ですので、そのことを踏まえて仕入れることが重要です。不動産に関するさまざまな情報を収集しながら、「どのように価値を最大化できるか」「価値を最大化する余地が、不動産にどの程度残っているか」を見極めていく必要があります。その上で実現可能なストーリーを描き、社内に提案していきます。
樋口「買いたい」と思える物件に出会い、ストーリーを描いても、実際のところは買えないことの方が多いです。やはり売却時のお客様のリスクを考慮することが、仕入れる際のポイントになってきます。
細矢不動産はそんなに頻繁に売買するものではありません。だからこそ、買われた方がある程度保有し続けられるように、価値を最大化した上で販売することを大切にしています。
小林我々は3年以内を目安に売却するわけですが、売却後、お客様が保有し続けられるストーリーも描きます。そうすることで私たちの仕事にも意味が生まれてくるのかなと思います。
担当プロジェクト
小林秋葉原にある古いオフィスビルをリニューアルし、買主様が安定した賃料収入を得られるようにした状態で売却するプロジェクトを遂行しています。
古くなった外観・屋上・エントランス等を修繕し、ビルの価値を高めることでテナント満足度を向上させ、よりマーケットに合った適正な賃料を得られるように努めています。
ただし、リニューアルや賃料交渉といった、我々の取り組みだけで改善できるわけではありません。その時の不動産マーケットやトレンドを捉えながら、目標とする賃料を設定していくことが不可欠です。
樋口私はペット共生型マンションを開発しています。ペットを飼っていることもあり、小林に誘われたことがきっかけで、本プロジェクトを担当することになりました。
「ペット可マンション」ではなく、「ペット共生型マンション」ということで、飼い主目線でどのような設備があったら喜ばれるかを常に考えながらプロジェクトに取り組んでいます。
たとえば、犬の足腰を守るために滑りづらい床にしたり、脱走防止リードフックを複数箇所に設置したり、入居者になったつもりでさまざまな検討をしています。
仕事のやりがい
樋口投資開発部では、不動産購入から、不動産開発、リーシング計画(賃貸募集)、不動産売却と、一連のプロセスに携わることができます。一連のプロセスの中で、自分の「こうしたい!」という思いをストーリーに反映させやすいのが魅力です。当然、学ばなくてはならないことも多いのですが、お客様が喜ぶ姿を想像しながら、不動産価値を最大化していけるのは楽しいです。
小林投資開発部は、仲介部門と違って、不動産の購入・売却において当事者となるのが特徴です。自分たちの描いたストーリーが不動産に反映され、形として残っていくところがやりがいにつながると思います。
細矢部署が新設された当初は、各々の「こうしたい!」という意見を主張しやすい環境づくりを心がけていたのですが…環境を作らなくても、みんな主張してくれるんですね。
1物件あたりの購入金額が10億円弱なのですが、個人では買えないようなものを買えるのは醍醐味です。また、世の中に同じ不動産は存在しなくて、1つしかない不動産をいかに購入するかというのは大変でもあり、おもしろいところでもあります。
投資開発部で要求される力
小林仲介部門と同様、情報収集力や営業力が必要なことは大前提として、特に投資開発部で要求されるのは「問題解決能力」と「状況把握能力」だと思います。
不動産売買においては、ストーリーを描くことが不可欠です。それぞれの不動産に対して、「価値を最大化するためにどんな課題があり、どんな解決策があるか」ということをストーリーに描き(状況把握能力)、実現させていく(問題解決力)ことが要求されます。
細矢不動産売買の一連のプロセスの中で、いろいろなことが起こります。それらを一つひとつ解決していくのですが、答えがあるようでないんです。やはり誠実に対処していくことが大切です。
樋口私は「こういう物件を開発したい!」という自分の思いを持つことが重要だと思っています。社内に提案する際も、「こうしたい!」という思いがないと始まりません。提案が通らない場合も、自分の思いがあるからこそ、「次はこうしよう」という改善策も見つかります。
細矢樋口は思いがかなり強くて…でもその思いがあるからこそ、響いてくるものがあるんですよね。
東洋不動産の社風
樋口社内でのやりとりにおいて、理解できないことがあると、私が理解できるまで10分でも20分でも時間をかけて相談に乗ってくれるんですよね。しかも、他の部署でも真面目に向き合ってくれる先輩が多いなと思います。お客様に対しても同じように対応していて、「誠実に価値を届け続ける」という当社の普遍的価値は、まさにその通りだなと思います。
小林当社では、それぞれの社員が築いたお客様や協力会社とのつながりを、社内で共有し合える文化があります。自分が困った時に、部署や役職、年齢などの垣根を超えて協力し合えるのは当社のいいところだと思います。
細矢誠実さや、共有し合う文化も含めて、当社には同じ価値観を持った人間が集まっていると思います。意見が違うこともありますが、最終的にはわかり合える仲間です。