ビル・マンション・ホテル・倉庫など さまざまなアセットを扱えて、 しかも土地の仕入れや企画、設計、販売まで ほとんど全ての業務に携われる仕事。

仲介部門を経て、不動産投資部門の領域で活躍する二人にスポットを当て、
仲介部門とは違う、「仕事の醍醐味」について語っていただきました。

松島 純

投資開発部 2004年新卒入社

新井 孝幸

投資運用部 2008年新卒入社

仕事内容

売買仲介との違い

松島売主様と買主様の間に入って、お取引を円滑に進めることが売買仲介のお仕事です。
私が所属する投資開発部では、実際に当社が不動産を購入(買主の立場)し、取得した不動産を3年以内を目安として売却(売主の立場)するので、仲介とは異なり、買主・売主という当事者の立場になります。

新井私が所属する投資運用部は、長期保有する物件を購入して賃料を得ていく部署です。投資開発部とは、「保有期間の長さ」「物件規模」「不動産投資の目的(売却益を得るか、賃料を得るか)」という点で大きく異なります。

仕事の醍醐味

さまざまな物件を扱えて、業務領域も幅広い

松島東洋不動産は仲介がメインの会社だと思われがちですが、実は開発業務もできます。しかも、マンションやビル、ホテル、倉庫など幅広い物件を扱えることが当社の開発業務の特徴です。

新井一人ひとりの携わる領域が広いのも特徴です。大手デベロッパーですと、マンション・ビル・倉庫などのアセットごとにチームが分かれ、チーム内でも土地の仕入れ・建築・リーシング(賃貸募集)などに担当が分かれます。

でも、当社は少数部隊のため、一人ひとりが全ての物件、そして全ての業務に携わることができます。当然、責任もありますが、それだけ大きなやりがいを感じることができます。

松島大手デベロッパーのように、街全体が変わるような再開発はできません。でも、「プロジェクト全体に自分が携われている」という実感は持てるのではないかと思います。

求められるスキル

プロジェクトを推進する力が不可欠

新井決められた目標や予算、スケジュールに沿って、関係者をまとめプロジェクトを完遂させるための「プロジェクトを推進する力」が不可欠です。

自分一人でプロジェクトを実行できるわけではないので、社内・社外の関係者の協力を得ていかなくてはなりません。そのためにも日頃から信頼を積み重ねて、誠実に対応していくことが重要だと思います。

松島一人でできることは限られてきます。不動産を購入する場合も、さまざまな人が関わりますので、常に相手のことを考えながら仕事を進めていくことが不可欠です。

新井プロジェクトを進めるためには、営業センスや営業トークといった交渉力が要求されます。そういう意味でも、売買仲介での経験はとても役立っています。

仕事のやりがい

自分が手掛けたプロジェクトによって
新しい生活圏を作れたときに喜びを感じる

新井事業計画を立て、土地を仕入れ、設計、建設し、建物ができあがったときは「やっと出来上がったな」という達成感があります。そこからリーシング(賃貸募集)をしていきますので、私共が手掛けた物件に入居者が入り、実際に利用する姿を見たときに、「新しい生活圏を作れたな」という喜びが生まれます。投資運用部の場合、物件を長期保有していきますので、作って終わりではなく、物件にずっと携わっていきます。そういう意味でも物件に対する愛着は大きいです。

松島同じ不動産が一つとしてない中で、「お客さまにこういうところを気に入ってもらえるのではないか?」という物件に出会えたときはワクワクします。立ち上げたばかりの部署ですので、現時点では販売していませんが、お客さまが喜ぶ姿を想像しながら不動産を購入している最中です。

誠実に価値を届け続けるために

「いいものを買った」と
言ってもらえる不動産を届けたい

松島いろいろな方から不動産を紹介していただくのですが、間取りは良くないけど賃料は取れるような物件もあります。でも、不動産を購入するにあたっては「お客さまにこういうものは届けたくない」という思いがあります。「いいものを買った」と思っていただけるような不動産をお届けすることを大切にしています。

新井社内・社外を含めてたくさんの方々が関わりますので、関係者全員が気持ちよく仕事あるいは取引ができるようにしていくことが重要です。「誠実に価値を届け続ける」というのは、関係者全員が幸せになることだと思っています。

向いている人・向いていない人

主体性と当事者意識をもって
仕事に取り組める方

新井誠実さは非常に重要だと思っています。その上で、不動産投資部門で働きたい方であれば、指示されたことを淡々とこなすのではなく、自分の思いを持って働ける方が向いています。

開発業務では自分なりに道筋を描いて、関係各所の許可と承認を得ながら関係者をまとめていくことが重要です。最終的には「こういうふうにやっていきたい」という自分の思いが人を動かす源泉になっていきます。

松島あとは当事者意識が重要だと思います。「自分が買主、あるいは売主だったらどう思うか?」と当事者意識を持って接することで、お客さまからの信頼も得られます。

MESSAGE

松島投資開発部は新設されて間もない部署ですが、東洋不動産の新しいビジネスの柱になるように社員一丸となって仕事に取り組んでいます。いろいろなことに挑戦できる会社なので、「自分も一緒に挑戦したい」という方は、ぜひご応募ください。

新井最近はWEBがメインになっていますが、WEBだけでなく会社に足を運んで、いろいろな人と会うことが大切だと思います。その中で自分に合った会社に出会えるはずです。いい会社に出会ったときに決断できるようにするためにも、いろいろな会社を見て、徹底的に調べていただければと思います。